今回の記事は「イヤイヤ期」について解説をしていきます!
イヤイヤ期は、お子さまが一人で少しずつ自分のことができる様になる頃(おおよそ2歳頃)にやってきます。
「ご飯を食べる?」と聞くと「イヤ」
「服を着て」と言っても「イヤ」
どうしていいものか悩んでいるおうちの方は多くいらっしゃいます。
そんな「イヤイヤ期」の対応法を以下の2つを踏まえて詳しく解説していきます!
- 保育士の視点
- イヤイヤ期を経験したご家族の経験
それでは見ていきましょう!
目次
「イヤイヤ期」ってどんなもの?
イヤイヤ期について説明していきます。
「イヤイヤ期」とは別名「第一次反抗期」と言われます。
1歳半から3歳までにみられる、自分の気持ちの主張方法を学ぶ大事な発達過程のことです。
お子さまが自分の気持ちとの向き合い方を学ぶ第一歩の過程とも言えます。
特徴としては、
- イヤなことがあると泣いてさけぶ
- 主張が通らないととその場からにげる
- 逃げられないと分かるとあばれる
言葉と気持ちが伝わらずに大人も子どももモヤモヤする時期でもありますよね!
いつまで続くの?
イヤイヤ期は、4歳頃までの間までに終わるといわれています。
しかし、実際は5歳のお子さまでも5人に1人かイヤイヤ期であるともといわれています。
保育士ふーみん
しかし年齢によっておうちの方の感じる大変さの種類が変わっていきます。
永遠に続くわけではなく成長によって消えていきますよ!
保育士の対応方法を紹介!
この記事を書いている保育士ふーみんは、保育士としてイヤイヤ期真っ只中であるお子さまと関わることが多くあります。
「できるだけお子さまに寄り添いながらも、こちらの気持ちも伝わるようにしたい」
そんな時に使っている、お子さまとの関わり方のポイントを2つ説明していきます!
- 共感で子どもの気持ちを受けとる
- 選択肢を出し選んでもらう
詳しく説明していきます。
共感する:子どもの気持ちを受け取る
共感する事が大切だということについて説明していきます。
子どもは自分の思いにおうちの方が
「こうしたかったんだよね」と
気持ちを受け取ってもらえるような声かけをしてもらうだけでも、
「自分のことを分かろうとしてくれているんだな」と
嬉しく感じます。
嬉しく感じるとお家の方の言葉を受け入れやすくなりますよね!
共感した上で、
「でも、これはこういう理由でいけないんだよ」
といけない理由をしっかり伝えると、コミュニケーション方法や世の中の決まりごとというものがあることを少しずつ知っていくことができます。
実際の会話例
着替えの時に手伝われるのを嫌がる場合を見ていきましょう!
Aくん
おうちの方
Aくん
頑張ったのにできないと悲しくなるね・・・!
もう少しではけそうだからママとパパは見守ってるね!(見えないように手伝い履けるようにする)
おうちの方
Aくん
保育士ふーみん
選択肢を出し選んでもらう
共感でもお話ししましたが、どうしても気持ちに寄り添うことには限界があります。
しかし、理解が追いつかないお子様には気持ちに折り合いをつけるのもとても難しいことですよね!
そんな時はお家の方が選択肢を出して、お子さま自身が「選べている実感」が得られる様にコミュニケーションを取ってみましょう。
お子様は自分がしたい方を選んだと感じ、受け入れやすくなります。
実際の会話例
用意された服を嫌がる場合を見ていきましょう!
(事前に外出先に来てはいけない洋服は見えないところにしまっておく)
Aくん
おうちの方
Aくん
おうちの方
Aくん
保育士ふーみん
よかったらぜひ試してみてください!
ベテランママパパから学ぶ対応方法
保育士をしていて出会ったベテランママさんパパさんに、イヤイヤ期のお子さまへの対応方法を伺いました!
とても有効だということで、早速解説していきます!
気分転換させる
向き合うことも大事ですが、同じ状況だと気持ちを引きずりいつまでもいやいやが続いてしまったので、状況を変えてみることが有効でした。
3歳女の子、4歳男の子のお母様
スキンシップを図る
1歳8ヶ月女の子のお父様
落ち着くのを待つ
時間が取れる時であれば、無理に対応しいなくてもいいので親もストレスが少なく向き合うことができます。
8歳女の子、5歳男の子2児のお母様
3人のおうちの方のお話を伺いしました。
「これが絶対的に正解」ということはもちろんありません。
繋がりのあるパパさんママさんにも相談してみて、パパさんママさん自身が
「これだ」
と思える方法を実践してみるといいかもしれませんね!
まとめ
いかかでしたでしょうか。
子どもにとって大事な発達であることは分かっているけど、毎日休みなく関わるとなるとイライラしてしまうことも当たり前にあるのが育児の難しいところですよね!
そんな時、身近な方にお子さまを預けたり、気軽にベビーシッターを利用したりと休憩時間をとることもとても重要です。
関わり方を知りながら、長い道のりである育児とどう向き合っていくのかを一緒に試行錯誤できたらと思います。
皆さまのご家庭で参考になるものがあったら幸いです!