赤ちゃんの歯みがきのポイントまとめ【保育士がコツを徹底解説】

赤ちゃんもは生まれてから5ヶ月経つと少しずつ小さな歯が生えてきます。

赤ちゃんお歯磨きにおいて、

「歯磨きはいつから始めたらいいの?」
「幼い子どもの歯はどう磨けばいいの?」
「歯磨き粉は使っても大丈夫なの?」

こんな疑問を感じたことはありませんか?

今回は歯みがきの開始時期やコツを現役保育士が徹底解説していきます!

また、歯みがきの疑問をQ&A方式で解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください♫

赤ちゃんの歯は何歳から始めるの?

乳歯が虫歯だらけになってしまうと、口の中には虫歯の原因菌が増えて永久歯まで虫歯にしてしまいます。
歯が1本生えてきたら、授乳だけではなく離乳食を始めたら歯みがきを始めましょう。

虫歯になってしまった場合、痛みを避けるため片方の奥歯で食べ物を噛む習慣がついてしまったり、よく噛まないで飲み込んでしまう場合があります。

それにより、あごが大きく成長できなかったり歯並びやかみ合わせに影響がでてしまいます。
さらに正しい位置に永久歯が生えないこともあるようです。

磨き方って?

0〜2歳のお子さま、そして3〜5歳のお子さまの磨き方をみていきましょう!

おおよそ0〜2歳のお子さま

STEP1 おうちの方の膝の上に赤ちゃんを寝かせます。
スキンシップをとり、音楽をかけるとリラックスできます。
STEP2 めん棒・ガーゼなどを使って歯や口の中を拭きましょう。
口の中を触れられることや物を入れる事に慣らしていきます。
STEP3 乳児用の歯ブラシで磨きましょう。
年齢が低いうちに歯ブラシを使った歯磨きを開始できると、歯ブラシに抵抗が少なくなります。

保育士ふーみん

歯ブラシは年齢で0〜2歳用、3〜5歳用、6〜12歳用と歯ブラシに記載されています!
迷いなく買えますよ〜!

おおよそ3歳〜5歳のお子さま

STEP1 おうちの方の膝の上に赤ちゃんを寝かせます。
口の中を傷つけてしまわない様、頭を固定しましょう。
STEP2 指で唇や歯茎をガードし、歯ブラシを小刻みに動かして磨きます。

 

赤ちゃんの歯の生え方、磨き方のポイントを知ろう!

赤ちゃんの年齢別に

  • 生えている歯の本数
  • ポイント
  • 磨く回数の目安

を解説していきます。

生える時期には個人差が大きいので、月齢は目安程度に考えてみてくださいね!

月齢別の歯の生え方・磨き方をご紹介

それでは、お子さまの月齢によって歯の生え方・磨き方を説明していきます。

5~6ヶ月ごろ

5〜6ヶ月
【歯の本数】 前歯が2本
【磨き方】 乳歯1本から歯ブラシを使う
【みがく回数】 1日1回
詳しく解説

【歯の本数】
下の真ん中の前歯が2本
歯茎をむず痒がるのが歯が生えてくる合図になります!

【お手入れ方法】
乳歯が1〜2本のうちはガーゼだけで拭いても綺麗になりますが、ガーゼになれると歯ブラシを嫌がることもあります。
歯の生え始めはなんでも口に入れたくなる時期なので、その頃から歯ブラシに慣れられるように乳歯1本から歯磨きをスタートさせましょう!

【磨く回数】
始めは1日1回、赤ちゃんの機嫌のいい時にしましょう。

10ヶ月ごろ

10ヶ月ごろ
【歯の本数】 4本
【磨き方】 おうちの方の仕上げが必要
【磨く回数】 1日2回
詳しく解説
【歯の本数】
下と上の真ん中の前歯で4本

続いて上の前歯が生えてきます。
先に上の前歯が生えそろうお子さまもいます。

【磨き方】
まだまだ自分で磨くことはできませんが、「自分みがき用歯ブラシ(赤ちゃんが自分でカミカミするもの)」でカミカミしてから「仕上げみがき用歯ブラシ」で仕上げをします。

【磨く回数】
歯ブラシに慣れてきていたら1日2回朝と晩にしましょう。

自分みがき用の歯ブラシを使うと、将来自分で歯磨きをする練習になります。
月齢に合わせて安全なブラシを選んで赤ちゃんに持たせてあげましょう!

1歳ごろ

1歳ごろ
【歯の本数】 8本
【磨き方】 磨く歯の順番を決めて順番に磨く
【磨く回数】 3回
詳しく解説

【歯の本数】
1歳になってやっと歯が生え始めた!というお子さまもいます。
心配ぜず、じっくり見守っていきましょう!

【磨き方】
引き続き、「自分みがき用歯ブラシ」でカミカミしてから「仕上げみがき用歯ブラシ」で仕上げをしましょう。
歯の本数が増えてきたら磨く歯の順番を決めて、出来るだけあちこち磨く場所を変えないように磨くのがコツです!

【磨く回数】
この時期は離乳食も回数が増えていく時期でもありますね!
今まで1日2回朝と晩にしていた歯磨きはもし余裕があれば、食事の後3回にしてみましょう。

1歳6ヶ月ごろ

1歳6ヶ月ごろ
【歯の本数】 12本
【磨き方】 前の方法を継続!就寝前の歯磨きは特に丁寧に
【磨く回数】 3回
詳しく解説

【歯の本数】
下上で12本生えてきます第一臼歯が生えます。
前歯から離れたところに奥歯が見えてきます。

【磨き方】
引き続き、「自分みがき用歯ブラシ」でカミカミしてから「仕上げみがき用歯ブラシ」で仕上げをしましょう。
奥歯が生えてきているので、就寝前の歯磨きは丁寧にするようにしましょう!

【磨く回数】
1歳の頃と変わらず食事の後(またおやつの後)に歯磨きをします。

2歳ごろ

2歳ごろ
【歯の本数】 18本
【磨き方】 歯と歯の間の汚れに注意して仕上げ磨きをする
【磨く回数】 食事の後
詳しく解説
【歯の本数】
下上で18本生えてきます。
また、犬歯も生えてきます。

【お手入れ方法】
引き続き、「自分みがき用歯ブラシ」でカミカミしてから「仕上げみがき用歯ブラシ」で仕上げをしていきます。
歯と歯の間の汚れに注意して仕上げ磨きをしていきましょう!

【磨く回数】
1歳6ヶ月の頃と変わらず食事の後(またおやつの後)に歯磨きをします。

2歳6ヶ月ごろ

2歳6ヶ月ごろ
【歯の本数】 20本
【磨き方】 自分で歯磨き+仕上げ
【磨く回数】 食事の後毎回
詳しく解説
【歯の本数】
下上で20本生えてきます。
最後に生えてくる奥から2番目の歯は小学校卒業くらいまで使う歯です。

【磨き方】
続けて仕上げはおうちの方が行いましょう。

【磨く回数】
1歳6ヶ月の頃と変わらず食事の後(またおやつの後)に歯磨きをします。

歯みがきを嫌がる時のコツを解説

歯医者に行く機会はなかなか無く、歯みがきのコツを知る機会は少ないですよね💦
お子さまの歯みがきは、自分の歯を磨く時のやり方と大きく違います。

まずは歯ブラシを鉛筆を持つように軽く持ちましょう。

そして、とっても大切なのが手を赤ちゃんの顔に固定させることです。

前歯であれば、赤ちゃんのほおに、下の歯であればあごに固定させて歯みがきをしてみましょう。

歯みがきのコツ
歯ブラシを鉛筆のように持ち、ママさんパパさんの手を赤ちゃんの顔に固定させよう

歯磨きの時、子どもが動いてしまう場合

おうちの方と触れ合うのが好きなお子さまは特に遊びたくなってじっとしていられないということがありません。
これは全く悪いことではありません。

歯磨きを、おうちの方とのコミュニケーションの時間にしてしまいましょう。
例えば、おうちの方とおもちゃ無しで触れ合いを楽しみつつ、歯磨きに移ってみましょう。
パパさんママさんが歌を歌いながら歯はみがきをすると、お子さまも楽しい気分で歯みがきの時間を過ごすことができます。
できるだけ遊びの延長で、楽しい印象を持てるように工夫してみましょう!

お子さまがよく動く時のコツ
歌を歌うなど楽しい気分で歯みがきの時間を過ごせるようにしよう

歯ブラシを痛がってしまう場合は?

お子さまが歯みがきを嫌がる理由として、痛い経験をした印象が残ってしまっていることがあります。
その原因は、以下のようなことが挙げられます

  • 力が強くなってしまう
  • 上唇と歯茎をつなぐすじ(上唇小帯)に歯ブラシが当たっている
  • 痛くはないが嫌な印象から「痛い」という言葉を使って嫌がる

詳しく説明していきます。

力が強くなってしまう

お子さまの歯みがき初心者である方は、力をどれだけ入れていいか悩むことがあるかと思います。
いつものみがき方だと、お子さまにとって強いということもあるようです。
また「虫歯にならないように・・・!」という思いから力が入ってしまうこともあると思います。

しかし、優しく磨いてもしっかり汚れが取れるので心配はいりません。
優しく全体を磨きながら、お子さまが痛がっていないか確認しつつ歯みがきを進めてみましょう!

上唇と歯茎をつなぐすじ(上唇小帯)に歯ブラシが当たる場合

よく、上唇と歯茎をつなぐすじ(上唇小帯)に歯ブラシが当たってしまい痛がるということがあります。
そんな時は、持つ手を赤ちゃんのほおに固定させ、反対の手で上唇と歯茎をつなぐすじを押さえて保護しながら歯磨きをしてみましょう。

痛くはないが嫌な印象から「痛い」という言葉を使って嫌がる場合

慣れない歯磨きを怖がってしまう、嫌な印象を持ってしまって嫌がってしまうことがあります。
そんな時には、「嬉しいことが起きる」ことを原動力に頑張るきっかけを作るのがオススメです。
例えば、歯みがき表を作って、歯みがきができた日にはシールを選んで貼ることができるようにするなどです。
お子さまには「好きなシールを貼れること」がとっても嬉しく、好きなシールが目に見えて日に日に増えていく嬉しさもひとしおです。

子ども用の歯ブラシを使おう

お子さまが歯みがきを嫌がる原因の「痛み」を解決する際には、歯みがきのコツの他に歯ブラシを変えてみるということも1つの手です。
歯磨きをするようになったら、はじめのうちは子ども用の歯ブラシを使うようにしてみましょう。
なぜなら、大人用のものだとブラシ部分が大きすぎたり、ブラシそのものが固すぎたりするので子供にとっては歯みがきの際に痛く感じてしまうことがあるからです。

オススメする子ども用の歯ブラシの特徴は以下です。

シリコン素材のもの

歯ブラシにはシリコン素材を使ったものがあります。
シリコン素材は質感が肌に似ているので、普通の歯ブラシをお口に入れるのが苦手なお子さまでも安心して歯みがきをすることができます。

好きな色のもの

好きな色や好きなキャラクターがあるという場合は、そのデザインが施された歯ブラシを選ぶようにしてみましょう。
子どもは好きなデザインの歯ブラシを使うと歯磨きの時間が楽しいものになるので、歯磨きを進んで行うようになってくれるでしょう。

毛先が丸く加工されているもの

子ども用の歯ブラシの中には、ブラシの先端が丸く加工されているものがあります。
ブラシの先端が丸くなっていることによって、歯茎に当たったときの刺激が弱くなりお子さまも安心して歯磨きしてもらうことができます。

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ぜひ試してみてくださいね!

パパさんママさんのお悩み Q&A

Q:歯磨き粉は使ってもいいの?

A:分量に気をつけながら使いましょう

赤ちゃんで口をまだゆすげないうちは、歯ブラシにごま1つ分をつけるくらいにしましょう。
口をゆすげるようになったら3ミリくらいに増やしても大丈夫です。
歯を強くするためにも、フッ素入りの歯みがき粉を使うようにしましょう。

Q:虫歯が大人から感染するってほんとなの?

A:本当です。ミュータンス菌の感染に注意しましょう!

虫歯は

  • スプーンの共用
  • ペットボトルの回し飲み
  • 食べ物の口移し
  • 唾液

などを通じて感染してしまいます。
これらの行動はしないようにしましょう!

Q:寝る前の母乳は虫歯になる?

A:日中のケアが十分であれば問題ありません。

母乳に含まれる糖分にはプラーク(歯の表面や歯と歯ぐきの境目、歯と歯の間に付着している、白いネバネバした歯垢や歯石)を作りにくい成分が入っています。
授乳だけの時期には虫歯の心配はありません。
離乳食を始めたら、歯磨きを開始しましょう。

Q:虫歯と生活リズムって関係があるの?

A:関係あります!だらだら食べはNG!

人は食事をしていると、口の中が酸性になります。
お菓子だけでなく食事をだらだらと食べ続けてしまうと、口の中がずっと酸性になるのんで歯からミネラルが溶け出してしまいます。
そうすると、虫歯になりやすくなってしまいますよね!
食事の時間は規則正しく取れるように意識してみましょう。

Q:歯並びの良い子どもにするには?

A:赤ちゃんの頃からよく噛むように言葉がけをしましょう!

歯並びが良くなるには顎を大きく育てることが大切です。
あごを大きく育てるためには、日頃から食べ物をよく噛むことが必須です。
かといって、赤ちゃんに厳しく書くように言い過ぎても食事の時間が嫌いになってしまうこともあるかもしれません。
楽しく、できるだけ食べてる時に言葉がけをして、赤ちゃんが意識して噛もうと思えるように促してみましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

習慣になればお子さまもパパさんママさんもストレスが少なくなる歯みがきのコツをご紹介しました。
始めはなかなか上手くいかず、お悩みのタネになってしまうかと思います。
全てのお子さまが絶対的に当てはまることはありませんので、思い詰めずに

「これが上手くいかなかったから、今度はこの方法で試してみよう!」
と気長にいろいろな方法をぜひ試してみてくださいね。

お力になれると幸いです。