アルペジオとは?アレンジに活かしてみよう!

アルペジオとは?

アルペジオとは、ざっくり説明すると、ある和音の音を分散して弾くことをいいます。
例えば、このように「C」のコードがあったとします。

Cのコード

「C」は「ド」と「ミ」と「ソ」の音で構成されていますよね!
これを以下のようにパラパラと分散させたのが、アルペジオです。

アルペジオの譜例

「G7」の場合もみてみましょう!

G7のコード

「G7」の構成音、「ソ」「シ」「レ」「ファ」をバラバラにします!

どんなコードでもアルペジオにできますので、ぜひ試してみてくださいね^^

練習にも使われる?

ピアノの練習曲、「HANON」という楽譜には、アルペジオを練習するセクションがあります。
アルペジオを練習することによって、指をくぐるところがなめらかになったりする効果があります。

ぜひ、普段の基礎練習にも取り入れてみてください!

アルペジオでアレンジをカッコよく!

アルペジオは、ピアノアレンジにも使うことができます!
カッコよくなったり、お洒落になったり…アルペジオを用いることで、アレンジがより素敵になります^^

アルペジオはどのように弾けば良いの?

アルペジオは、和音の構成している音をパラパラに弾けば良いので、「こう弾くべき」といった明確な決まりはありません。

例えば、こんな感じで細かく音符を入れても良いですし、

G7のアルペジオの例

バラードでは、左手でゆったりとアルペジオを弾いても素敵です!

G7のアルペジオの例

※ヘ音記号で書かれています

ぜひ、曲に合わせてアレンジを変えてみてくださいね^^

最後に、アルペジオが使われているピアノアレンジを紹介します。

藤井風さんアレンジ「本能:椎名林檎さん」

藤井風さんの「本能」は最初からアルペジオが散りばめられていて、とても素敵です!

引用元:YouTube

かっ..かっこいいピヨー!!

ピヨ太

くま先生

冒頭の部分をアルペジオで弾かれているね!ただ和音を弾くのとは、やっぱり雰囲気が全然違うね!!

まとめ

お疲れ様でした!今回のポイントを復習しましょう!

  • アルペジオは和音(コード)をパラパラ分散させたもの!
  • アレンジで使うとカッコよくなる!
  • 普段の基礎練習にも有効!

これからも一緒に音楽の勉強を頑張りましょう!

YouTubeで動画を発信中!

「Kanade」のYouTubeチャンネルでは、楽譜の読み方やコードについて解説した動画を発信しています。
動画で音楽を学びたい!という方は、ぜひご覧ください!

YouTubeチャンネルを見る